1.30-2022
『冬の観葉植物』
こちらはビル入口の観葉植物アレンジで、年間を通して手入れを行っています。
ビル内は空調が整っていますが、人の出入りによって外気が入り、冬場はひんやり温度が下がってしまいます。
観葉植物はお水やりに加え、温度管理がとても大切です。
観葉植物の冬越し対策
*お水やりの頻度を控える
暖かい地域で育っている観葉植物にとって、日本の冬は苦手な季節。
多くの種類が休眠期になり生長はとてもゆっくりになります。
そんな冬場はお水やりの頻度を控えめに。
’ 用土が乾いたらたっぷり与える ’ のが植物のお水やりの基本です。
これはいつもじめじめと湿っていると、根腐れの原因になるからです。
1週間に何回水やりしたらいいですか? 何日置きに水やりしたらいいですか? と、よく質問されるのですが、
環境や用土によって乾き具合が様々ですので、自分で見て触って判断するのが一番ですよ。
植物は急な環境の変化を嫌います。
日々同じような接し方を心掛け、お水やりの頻度を増やす時も減らす時も徐々に、
植物をびっくりさせないように…
*霧吹きで葉水を
冬場は空気が乾燥するので適度な湿度を保つため、こまめに葉に水を吹きかけます。
乾燥により ’ハダニ’ や ’カイガラムシ’ など、害虫の被害にあうと、
葉の色が悪くなったり葉や茎がべとべとになり、植物を弱らせてしまいます。
もし被害に合ってしまったら、薬剤散布など早めの対応を。
暖房によっても乾燥しますので、風が直接あたる場所は避け
出来るだけ温度と湿度を保ち、冬のダメージが少なくなるよう工夫しながら
暖かな春まで乗り切りましょう。
緑を身近に
お部屋にちょっと植物を飾るだけで、とても気持ちが良いものです。
コロナ禍において、お部屋の緑はおうち時間をとても豊かなものにしてくれます。
ビル館内の植物も、訪れる方々に少しでも楽しんでいただけるよう
様々な植物を飾り手入れをしています。
以前のブログはこちら → UBLOG
大阪 箕面のお庭専門店
設計、施工、手入れまで一貫した庭づくりをおこなっています