1.12-2014
冬の庭
我が家の庭で唯一咲き始めたスイセン
寒々しい冬の庭に少し楽しみが出来ました。
活動を休止し冬休みに入った植物たちも
来月には春を告げるように動き始めます。
そしてお庭が少しずつ変化する初春
私は一年で一番好きな季節です。
部屋の中から庭を眺めながら
蕾がだいぶ大きくなったクリスマスローズの開花が待ち遠しいです。
待ち遠しいのは私だけではなさそうです
彼も何かを思い浮かべているのかもしれません・・・
今月はバラを中心に手入れを進めております
つるバラの誘引など、新芽が膨らむまでに済ませます。
鉢植えのものは植え替えたり、土を入れ替えたり
休眠中の今なら、少し思い切ったことをしても大丈夫
バラは意外と性質が強いですが
やはり手を掛ければかけるほどに、美しい花を咲かせてくれます
そんな花のためにも、骨粉や油粕などの有機肥料を与えます。
この寒肥といわれるものは
バラだけに限りませんが、植物の体をより強くするために必要です。
そして来月からは芽が動き出す前に、宿根草の株分けや植え替え作業の開始です。
葉がない時期に株を分けたり動かすのは
植えることよりも数段に難しいですが
宿根草がメインのお庭では必ず必要になる作業です。
これはお庭作業の楽しみでもありますが
お客様にとっては、一番難しいと思われるところでしょう。
植栽後 3年目、4年目を迎えるお庭が増えてきましたので
手入れの際に株を動かす作業も増えてきます
これから巡る季節に備えて
お庭づくりを進めてまいります。