8.26-2014
処暑
風にそよぐ、軽やかなグラス植物が
秋の気配を漂わせる今日この頃。
残暑は厳しいですが、朝夕に涼しさを感じる日も出てきました。
お庭では夏を乗り切った植物たちが
いまだ疲れを感じさせず、元気に花を咲かせております。
グラス植物といえば代表的な稲
青い空、澄み渡った空気のもと、間もなく実りの時を迎えますね。
イネ科のグラスは風に揺れて
お庭に動きを出してくれる素敵な植物。
草丈や穂の形も様々で、一株でも印象的な品種や
秋の紅葉、立ち枯れまでを楽しめるもの。
そして何より、初夏から寒々しい冬まで
長きにわたりお庭を演出してくれます。
そんなグラス植物を引き立てるよう
スペースを考えながら宿根草を組み合わせるのは
なかなか難しいことですが
スペースや環境に合った種類を選び
そのお庭ならではのグラスガーデンを楽しみたいものです。
最近、黒く小さな家族が増えました。
赤とんぼを眺め、秋の風や虫と戯れて
彼らも心穏やかな時を過ごしているのかもしれません。
子供の頃 かき分けながら進んだ、背丈以上ある草むらやコスモス畑。
その先に広がる景色は覚えていないけれど
何ともわくわくした気持ち・・・
ふと いつかの情景を思い出します。